【国語の健康診断】2014年1月23日(木)
作文の検診@国語の学童
作文と小論文は
似て非なるものです。
どちらも正解がないところはそっくりです。
その違いはというと
それぞれの記述が扱う
素材にあります。
作文は―
【感覚がとらえる豊かな情報】を
丁寧に言葉へと変えていく
記述になります。
その一方で、小論文は―
【世の中に流通している言論】が
それぞれに抱えている前提を
浮き彫りにする記述となります。
素材は別ですが
感覚が必要なところは同じです。
小論文で必要なのは
論理的な思考能力であるまえに
ひとつの言葉が巷間流通している
前提をよくよくしっかりと捉え
自身の得た感触を丁寧に
言葉へと移す能力にあります。
<余談です>
小論文の手ほどきで
見本や模範の解答があったり
生徒が記述した論文をもとに
生徒間で「根拠崩し」を強いる
師範がいることも。
そのときは小論文の試みに―
その講義の前提を
浮き彫りにしてみることを
お薦めします。
小論文の教室は
その環境をよく精査します
http://gakudou.kankendo.com
国語の学童 よみかきのもり 公式HP
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