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2014年2月26日水曜日

国語の学童 国語の健康診断vol.099

【国語の健康診断】2014年2月26日(水)
作文の検診@国語の学童


作文と考える力についてのつづきです。
作文の多くは、個人単位で行われるものです。
考える行為も、つまるところ個人で行うものです。


ですが、その際に必要となる言葉と
時間は、誰のものでもありません。


それでは自分というかたまりが考えながら
誰のものでもない言葉と時間を使う作文で
いったい何が行われているのか?

おそらくそれは 「わかる」 という行為です。
では、そこでなにがわかるのか?

言葉の意味と、その意味を了解している
自分のかたまりが、わかるということになります。

日常生活では当然、誰も話したり読んだりするのに
蹉跎韶光をしていちいち考え込んだりはしません。

日々、私たちは誰のものでもない時間のもと
またまた、誰のものでもない言葉の了解を
人とのなかで、それと気づかずに
淡々と繰り返しています。

「わかって」 いる自分のかたまりは
ともすると言葉と時間とに未分化の
状態になっています。

作文は、考える力とともに
この自分のかたまりから
言葉と時間を分化しながら

あらためて、自分というかたまりを
「わかる」行為で、明らかにしていきます


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