【国語の健康診断】2014年2月26日(水)
作文の検診@国語の学童
作文と考える力についてのつづきです。
作文の多くは、個人単位で行われるものです。
考える行為も、つまるところ個人で行うものです。
ですが、その際に必要となる言葉と
時間は、誰のものでもありません。
それでは自分というかたまりが考えながら
誰のものでもない言葉と時間を使う作文で
いったい何が行われているのか?
おそらくそれは 「わかる」 という行為です。
では、そこでなにがわかるのか?
言葉の意味と、その意味を了解している
自分のかたまりが、わかるということになります。
日常生活では当然、誰も話したり読んだりするのに
蹉跎韶光をしていちいち考え込んだりはしません。
日々、私たちは誰のものでもない時間のもと
またまた、誰のものでもない言葉の了解を
人とのなかで、それと気づかずに
淡々と繰り返しています。
「わかって」 いる自分のかたまりは
ともすると言葉と時間とに未分化の
状態になっています。
作文は、考える力とともに
この自分のかたまりから
言葉と時間を分化しながら
あらためて、自分というかたまりを
「わかる」行為で、明らかにしていきます
http://gakudou.kankendo.com
国語の学童 よみかきのもり 公式HP
メールで国語の健康診断をお届けします。
まずは、教室までメールをお送りください
gakudou@kankendo.com
0 件のコメント:
コメントを投稿