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2014年8月1日金曜日

国語の学童 国語の健康診断vol.245

作文にはじまる
さまざまな文章。

スラっと書けたら
どんなにラクか?


宿題・課題に追われる
子どもはもちろん
些末事に追われる大人の
願いでもあります。


そのスラっと書ける
コツをひとつお伝えします。


書かなければならないもの
書きたい出来事をまるごと
受け取り、限りなく近づく
というコツです。


自身は極度の近視なので
眼鏡を取ってモノを見るときは
鼻の先まで、近づけてもしくは
近づいて行き確認します。

近視眼というと
目の前のことしか理解できない
全体を見渡す能力がない
将来を見通す習慣がない

など散々な云われようで
メゲてしまうのですが

近づいて顔やカラダを寄せ
モノをまるごと確かめるクセを

厳しい慣用句を横目に捉え
積極的に活かしています。

どのように活かすか?

見たいものにムダに近づくので
いつも危険と不安が伴います。

そんな危険を冒し
不安に苛まれながらも

くっきりはっきりと大きく
質感まで見えたときの嬉しさ。

そこをいつも文章を書くときの
きっかけとして活かしています。

話は飛んで、美術館。
展示されている絵画を
鑑賞するとき

鼻先に画面が来るまで近づき
筆が描く立体的な流れを
息を殺して文字通り見つめます。

この危険と不安は
並大抵のものではありません。

監視の方に注意どころか
追い出される「危険」。

同室にいるたくさんの鑑賞者に
白眼視されているだろう「不安」
が、つねにつきまといます。

しかし、この視線とドキドキが
作品を描いているときの
画家の明晰な視線や心の高揚と
どこか一致するように思え

何十年とやめられないでいます。

例えば、風景画家は
確かに自然が織りなす世界を
俯瞰しながら絵を描いています。

ですが、描いている絵の画面に
鼻先をつけるまで顔を近づけ
筆の表情を確かめている
はずなのです。

もちろん画面からどこまでも
遠ざかり、全容を確かめることも
また一方で、重ねています。

ですので、鑑賞するときに
遠くからは眺めるけど
うんと近づいては見ないは

絵のいちばん楽しいところ
見ていないような気がして
ならないのです。

作品から2、3歩さがった
位置よりしげしげと眺めるのが
いちばんもったいないのは
言うまでもあまりません。

文章をスラっと書く
話に戻します。

書かなければならないもの
書きたい出来事をまるごと
受け取り、限りなく近づく

そのときの危険と不安が
自分の喜びに変わる
瞬間を捉え文章にすると

いくらか、スラっと
書けるようになります。

対象を冷静に俯瞰し
理知的に捉えるだけで
文章を書こうとするのは

あくまでも理想に
とどめておきます


http://gakudou.kankendo.com

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