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2014年8月31日日曜日

国語の学童 国語の健康診断vol.259

作文と読解の力をつけるようにと
小学2年生の長男がコツコツと
夏休みにはじめた、詩の書き写しと
写した詩の感想と挿絵の創作。


8月31日(日)夏休み最後の日に
かれが、夏休みの集大成として
今朝、ひとり詩作を行いました。


その作品を、ご覧いただけ
ましたらと思います。


あめ

そらから
しずくが一つぶ
ポトッ

そらのなみだかと思ったら
ぽとぽとぽとあめでした
あめはそらのなみだかと
そらにかおがあるのか
あめはそらのなみだ
かおからしずく一つぶ
大つぶこつぶと
ぽとぽとどんどんどんどん
おちていき
それがいつか
大きなきれいな太ようが
でてくると
みんながえがおにっこり
ぱっと
せかいじゅう

あかるく
わらい……

2014年8月31日

添削なしの「撮って出し」です。

かれの創作ノートを見ると
最後の「わらい……」になる行で

「わらい」と「わらう」で
書いたり消したりのこすり跡。

どちらかと悩みつづけたとのこと。
さらに、2連にこだわったそう。

ことばで何かを捉えて行こう!
という彼の顔に滲み出る心意気を
ゆっくりとたっぷりと褒めて

長かった小学2年生の
夏休みも、これでおしまい。

ことばでしっかりと
かんじたことを
つかまえられるように
たくさん詩を書いてください

そう残した朱筆を置いて
自身の読書に戻ります。

子どもが送る夏の40日間は
その日その日はとても
のっぺりしているのに

終わると限りなく濃縮された
時間のように感じられます。

と、本人が思っているか
わかりませんが、ともあれ

かれが、なにかをつかんだのは
どうも確かなようです


http://gakudou.kankendo.com


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