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2014年8月21日木曜日

国語の学童 国語の健康診断vol.255

作文や読解そしてふだんの会話。
ことばにまつわる数々の実力は
何によって身につくのか?


大上段に構えた疑問を
ちょっと考えてみます。


答えからお伝えします。


ことばに関する実力は
人を不安定にさせるものを
楽しんでしまう感覚に
蓄積されていきます。

自分を揺さぶるようなものは
ときに忌み嫌うもので、それらを
楽しみすることは難しい。

ただ、揺さぶられている
当の自分を楽しむことは
忌み嫌うこと自体を楽しむよりも
いくらかやさしいと思います。

何事かをことばにしていく力は
この揺さぶられている自分自身を
ことばにすることでついていきます。

不幸な出来事が自分の身に
突如、ふりかかってきたとき

「ことばにならない」そんな
状況に、どうしても陥ります。

そのとき、出来事それ自体に
大きく揺さぶられてしまい

さまざまな苦痛からその出来事を
ことばにすることができなくても

揺さぶられている自分を
時間をかけゆっくりとことばへと
変換していく。その行為が

いまいる自分を安定させていく
ことへとつながっていきます。

状況として「楽しむ」ということが
世間的に、たとえ不謹慎であっても

自分自身をことばに変える
そのことをゆっくり楽しんでいく。
ここに、ことばの力が生まれます。

そのようにして出来上がったことばが
もし、人に伝えにくくなっているとしたら
そのときは、まわりを疑っていきます。

不安定を「楽しみ」ながらことばにして
安定させた自分自身の精神的な作業を
疑ってしまうことは、次なる危機を
自分に招いてしまうからです。

と、大上段とこわったゆえ
なにやら小難しい話に
なってしまいましたが

結局のところ

ことばにまつわる実力は
なにも、国語の勉強だけで
身につくものではありません。

そう、お伝えしたかったのです。

自身は、数え45歳となり
ご老人がたくさんいらっしゃる
病室に入り、遅ればせながら
このことに気づかされました。

日毎、病室やベンチで繰り広げられる
ご老人の艶話、恋話。そのさまざまな
修羅場について語る彼らがもつ
ことばの力は、決して座学で
身につくものではありません。

不謹慎なぞ、ものともせず
たとえば、ふたりでたっぷり
脚を蚊にくわれて……と語りだす。

つづきは、ご想像にお任せします。
国語の学童では、この辺で


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