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2014年8月16日土曜日

国語の学童 国語の健康診断vol.253

作文を書くことが
多少なりとも好きになると
他人の文章がとても
気になってきます。


そうなると文章
それ自体に心を奪われる
ことが頻繁に訪れ


さらに上手い文章に出会うと
つり革に手をかけている
電車のなかだろうが


静かな図書館の
開架前だろうが


ところ構わずその場で
ニッコリと微笑む
ようになります。


このニッコリが
どこから生まれるか?
かなり昔からの疑問で
記憶をたどると

何年生だったかは
さだかではないのですが

小学生の夏休みに
どくとるマンボウ航海記を
ひょんなことから読んで
頭がガタガタと鳴ってから
の疑問だったような気がします。

で、そのマンボウ航海記で
鳴り響いたガタガタの
感触を思い出した文章に
およそ40年後に出会ったので
ここに、ご紹介します。

僕は著者として
感じていることを知りながら

同時に読者が感じていることを
知ることができます。

これはとてもいい。

どんどん先に書き進む
ことができます。

というのは僕は読者と同じように
次に何が起こるかを一刻も早く
知りたいからです。

『夢をみるために
毎朝僕は
目覚めるのです』

村上春樹インタビュー集
1997-2011
村上春樹 文春文庫

昨夏、大病で1月半ほど
入院していたときに読んでいた
1冊を見つけ、パラパラと眺め
目に飛び込んできたくだりです。

上手い文章に出会うと
ニッコリの生まれる理由が

「丁寧な時間」に巻き込まれた
幸運に思わずニンマリしてしまう

そんなところに
あるのではないかと

村上春樹の言葉を読んで
ハタと気づきました。

そういえば、病室でも
同じことを考えており

「丁寧な時間」云々という
ことばに行き着いたのは

2つの手術を控えている身で
ことほか「丁寧な時間」を
意識していたからだったことを
またここで、思い出しました。

なにか思い出したり
気づいたりばかりですが

そもそも、国語の学童
よみかきのもり を
はじめよう! と考えたのは

上手い文章に出会ったとき
ニンマリすることの楽しさを
少なくとも、わが子とは
共有しよう!

と、考えたからでした。

ところで、本ばかり読んでないで
自分の思考を冷静にたどる時間が
大人には1日のどこかで必要だと

最近、深く思い知らされています


http://gakudou.kankendo.com
国語の学童 よみかきのもり  公式HP




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まずは、教室までメールをお送りください

gakudou@kankendo.com

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