作文で 「1年間の思い出」 を
テーマに宿題や課題を
出されるころです。
ずいぶんと広い範囲だなあ。
どの出来事、行事を書けばいいんだろう?
と、思い悩むところです。
ここで、「思い出」 文を
書くときのコツをお伝えします。
最大のコツは 「思い出」
そのものを極力、書かないことです。
「思い出」 となった出来事の描写は2割。
8割で、いまの自分が思っていること
感じていることを言葉にしていきます。
まず 「思い出」 の出来事と
シーンを絞込みます。
例えば 「体育の授業」。
ぼくはいま、もっとバウンドの
キャッチを上手になりたいと思っています。
という、現在の 「思い」 を
作文の書出しに持ってきます。
大事なのは、この一文です。
作文の冒頭でマニフェストを示すことにより
登場人物と会話を小気味よく提示した
手短な回想シーンの描写を加えるのみで
文章を完成することができます。
参考にすべきは
日本道路交通情報センターの
アナウンスです。
アクアラインでの故障車の処理は終了しました
との簡潔な報告につづけて
現在、海ほたるを先頭に木更津方面へ
11キロの渋滞です。この影響で…と
いまこのとき、さらにこれから
必要になる情報を、的確に伝えていきます。
「思い出」 という言葉に縛られては
迷いが深まることになります。
子育てと同じで、いま現在を
いかによい状況へと移すことができるか?
「思い出」 の作文では
書き手のいまの 「思い」 が
求められています
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