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2014年3月12日水曜日

国語の学童 国語の健康診断vol.113

作文と子育てについて
感じていることをお伝えします。


どちらも言葉を丁寧に探すと
わりと上手くいくという


簡にして要を得たような
共通点があります。


子どもふたりの母であり育児のさなかでも
歌人でありつづけた河野裕子の1首。

子がわれかわれが子なのかわからぬまで
子を抱き湯に入り子を抱き眠る 「桜森」

この言葉が、母子一体の
育児賛歌でないことは
歌人本人も明言していることで

歌人の言のままでいくと
その冷静な「言葉探し」の
本領発揮ぶりに、驚かざるを得ません。

育児をしている人は
感覚の鋭い歌人でなくとも
ちょっとしたきっかけで

もてる感覚を澄まして
言葉を探し、綴ることが

かつて自分が思っていた以上に
できることがあります。

子どもの作文に
対峙する前にいちど

生活のなかで自ら時間をつくり
作文を認めることをお薦めします


http://gakudou.kankendo.com

国語の学童 よみかきのもり  公式HP


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まずは、教室までメールをお送りください

gakudou@kankendo.com

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