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2014年3月15日土曜日

国語の学童 国語の健康診断vol.116

作文と子育て、そして
突飛ですが「現在形」について
日常で感じているところを
お伝えいたします。


結論は、だから親も作文を
書いてみましょう です。


ところで、作文をすべて現在形で
綴っても違和感はありません。


過去の出来事を描写する際も
文末をすべて現在形で
重ねることができます。

いくら考えてもわからなかった。
いくら考えてもわからないのです。

このふたつの文章の前に
「答案用紙を前にして」と
一文を挿しこみます。

現在形も過去の出来事を伝える
文章として立派に成り立ちます。

感覚として現在形の文章には
「で、つぎにどうする?」

という声を、読み手に
起こさせる文の呼吸があります。

話は、子育てに飛びます。
子育てもまた、ほぼ現在形の
世界です。すべてはまず「いま」。

子育てにとって
過去と未来は、棟梁がみせる
余技のようなものです。

いまをきちんとこしらえてこそ
さりげなく気をまわすもの。

というと、きれいですが
いま現在で精一杯の
子育てには、だからこそ

現在形で、文章を重ね

自分自身に対して
「で、つぎどうする?」を

冷静に問う作文のような時間が
どこかで必要なのかもしれません。

いずれかの機会に一度は
親が子どもといっしょに

現在形で、作文を
書いてみることを
お薦めします


http://gakudou.kankendo.com

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