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2014年7月2日水曜日

国語の学童 国語の健康診断vol.219

作文の力をつけるだろう
育児で行う読書の仕方に
ついてお伝えします。


いざ読書となると
完読をしなければの
気持ちに自ら追われて


結局、途中で読むのを
やめてしまうことが
子どもどころか
大人にもあります。


そんな読書の途中放棄には
いろいろな対策があります。


そのなかでも
あのあきらめた感が
静かに漂う居心地の悪さを
少しでも弱める読書法

これでもかという数による
併行読みをご紹介します。

この併行読みは
いっきに、10冊以上
読み始めてしまいます。

ここで大事なのは
10冊以上を完読する
期間を設けないことです。

あわせて1冊だけに集中して
その本を1週間で読んでしまう
ということも避けます。

桶がいちばん低い板の
位置までしか水が溜まらない

そんな例え話の絵面を
頭にしっかり描きながら

いちばん進んでいない本を読み
また、いちばん進んでいない
本を読み進める。

順繰り読んでいきます。

そうこうするうち
ページ数の違いなど
単純な理由で

1冊、また1冊と
これまたほぼ順繰りと
読み終わっていきます。

で、いつしか最後の本を完読!

スタートから2年たって
もしかしたら10年という
こともあるかもしれません。

自身の話をしますと
この併行読書によって

1冊完読したら1冊を足し
10冊以上がいつまでも
減らないまま

はや35年以上が
経っています。

ひと晩で一気に
読み終わりたくなる
ジャンルの本もあるので
向き不向きも多分にありますが

この併行読み

本を前にして
完読の強迫観念が
消え去ることは確実です。

活字に威圧されるのではなく
活字をゆっくりじっりと
静かに追い込んでいく。

そんな感覚で読み進め
読書の「主導権」をしっかりと
握りつづけ読書を楽しみます


http://gakudou.kankendo.com

国語の学童 よみかきのもり  公式HP


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gakudou@kankendo.com


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