作文の基礎力になる
育児の時間での読書
その選書について
お伝えします。
小学生の低学年は
身近な大人といっしょに
意図して詩を読むことを
オススメします。
なぜかといいますと
詩を読むことで
作者と読者の綱引きを
静かに楽しめるからです。
読者が主導権を握って
記述や物語を楽しむ。
読書が好きな人は
大抵の場合、この主導権の
獲り方を心得ています。
作家に身を任せるときも
この主導権を手にしたなかで
あえて流されて行こうとします。
作家・作者にすべてを
一任するような読書は
いつしか苦痛へと
かわっていきます。
読書嫌いのはじまりです。
翻って、小学生の
低学年から詩を読むことで
この主導権の握り方を
カラダで覚え込みます。
詩は、散文よりも
短いことが多いですが
とても筋肉質で
簡単には主導権を
握らせてくれません。
ただ、その短さから
子どもが飽きずに
綱引きができるのが
いいところです。
ぜひ、子どもといっしょに
詩を楽しんでみてください。
大人もあらためて
読書が楽しくなってくる
かもしれません。
ちなみに、主導権とは
自分勝手に記述や物語を
解釈する“権利”では
ありません。
読書の主導権には
いろいろありますが
そのなかのひとつに
解釈する時間や頃合いを
作家からしっかり奪って
自分のものにするという
主導権があります。
とても重要な主導権です
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