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2014年7月4日金曜日

国語の学童 国語の健康診断vol.221

作文と育児で生じる
子どもの小さな疑問。
その2日目です。


どうして言葉は通じるの?


小学校2年生のわが子から
ぶつけられたそんな疑問。


ひと晩、考えた。
なら格好がつくのですが

結局、書物に頼って
西欧哲学をひっぱりだし

プラトンに行き着き
昨晩は、就寝することに。

存在するあらゆるものには
3つのものが必要である。

第一は名(オノマ)
第二は定義(ロゴス)
第三は像(エイドーロン)

最後に3つを認識する
知(フロネーシス)がある。

ここまで読み返して
名(オノマ)が言葉で
とても大事であったと

自分のなかで
了解していたことを
思い出しました。

とはいえ、学生時代から
さんざんこねくりまわして
きたにもかかわらず

いざ、面前で子どもに
どうして言葉は通じるの?
と問われて2の句がつげない。

そうこうしているうちに

子どもがなにを聞きたいのか?
そしてなにを知りたいのか?

目の前にいる子どもの思いをまず
理解しなければというところに
行き着いたしだいです。

子どもが聞きたいのは
哲学ではないにしても

便利な哲学のアイデアを
小学2年生の子どもと
共有することはできなかなあ

と、打算的に考えている間は
子どもの疑問に答えられないことを
いま身を持って感じています


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