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2014年7月14日月曜日

国語の学童 国語の健康診断vol.229

作文と育児の時間で
よく子どもが身近な
大人に云われることに


その人の身になってみなさい
という厳しい言葉があります。


この言葉、どこが
厳しいかというと


人の身になったところには
すでに自分のなかに人へ
伝えられるような言葉が
なくなっているからです。


もし人の身になって
スラスラと言葉や文章が
出てきていたら


大方それは自他ともに
疑ってかかってみて
損はありません。


人の身になった場合
人に伝える言葉を

自分自身にとって
見たことも聞いたこともない
新しく知るところから

ひねり出さなければ
なりません。

すると自然
時間がかかります。

裏返しに、別段
人の身になろうと
ちっとも思って
いないのに

文章を書く段になって
うんうんと唸りひねり

結果、言葉が偶然
人の身になって
いたとすると

これは、でかした
ものになっている
可能性が高いといえます。

ものを見たり
文章を書くのが
楽しくなるのは
このときです。

ですので
身近な大人が子どもに
人の身になってと
伝えるときは

こと文章を書く際は
慎重に伝えるようにしましょう


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