作文と読解の力を
この夏休みに養うための
ちょっと変わった視点を
お伝えいたします。
いま人が求めているのは
自分のなかの体系化です。
自分の外側に断片が
いくつあっても構わない
けども、自分のなかには
確たるゆるぎない体系が
カラダの中心にドンと
座っていて欲しい。
つまり読解力となる芯を
もちたい、もっていたい
と思う気持ちをどこかに
抱いています。
とてもせわしない
生活時間を送るなかで
これはとても正常な
欲求であり、欲している
体系化=読解力はまさに
小学校に通う子どもから
大人まで必要な力です。
では、その力になる芯を
どのように手にするか?
文章を読み進める自分の
思考と感覚を観察する
これを、つづけること。
このちょっとした行為の
積み重ねが、自分の中心に
ドンと鎮座する体系を
ゆっくりと築きます。
端的に言ってしまえば
まとまった文章であれ
流布する情報の断片であれ
決して読んだままに
しないことです。
たくさんの情報や知識を
素直に読み続けることを
いったんやめて
1冊の書物を手にとって
夏休みの時間にじっくりと
文章を読み進める自分の
思考と感覚を観察する
これだけで、自分のなかに
体系化にいたる芯の萌芽を
見ることができるはずです。
そこで、子どもの読解力。
夏休みにしっかり読解の力を
カラダの中心につけるために
問題を早くいくつも解いて
満足するような環境から離れ
どこにも正解がない
問いを言葉にしていく
環境に身を置きます。
問いそのもの自体が
答えになっている。
あるときそんな瞬間が
子どもに訪れます。
小学校の低学年で
カラダのなかに築いた
読解力は、生涯の宝です。
やがて訪れる思春期を
自分自身でしっかりと
受けとめ生きていく力。
子どものなかの読解力が
そんな瞳の奥に秘めた力へと
ゆっくり発展していきます
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