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2014年6月10日火曜日

国語の学童 国語の健康診断vol.200

作文と育児について
その重要度を比較すると
軍配があがるのは育児です。


育児の時間で
国語能力の育成を
身近な大人が意識すると


子どもは、メキメキと
秘める能力を存分に
開花させていきます。


では、どのように
国語の力を高めていくか。


小学校1年生から
つぎの5つの素養を
身近な大人が意識して


子どもが生活する
環境を整えていきます。


その5つの素養とは―

1.言葉に対する感覚
2.書物の絶え間ない渉猟
3.要点を獲得する技術
4.事物の目的に応じた伝達
5.関心を共有する態度

この5つになります。

それぞれに対応する
具体的な内容と能力を
高める時期をお伝えします

1.言葉に対する感覚
詩に馴染み、手元に集める
(小学1年生から)

2.書物の絶え間ない渉猟
興味のつながりを自分でつくり
つぎの本に呼ばれるように読む
(小学2年生から)

3.要点を獲得する技術
1冊の書籍、ひとつの記述に
立ちどまらず、自分なりに
要点がつかめそうな本を
嗅ぎ分けつづける
(小学3・4年生で必須)

4.事物の目的に応じた伝達
なにごとも言葉で事物と
自分の間に距離をつくる
(小学5年生から)

5.関心を共有する態度
相手と関係付け、おくせず
瞬時に、メモ書きで伝える
(小学6年生で必須)

このようになります。

いろいろと細かくかつ
茫洋としているところも
ありますが、ひと言で表すと

「嗅覚のある大人」づくりを
実現する生活環境になります。

現在、使われている
小学生の国語教科書

そして、文科省の
小学校 学習指導要領を
社会人としての大人から
読み込むと

国語総合力の獲得で
目指すところは

「嗅覚のある言葉の使い手」を
育むところにあるともいえます。

話はすこしばかり逸れますが
こうなるとことは深刻で

一部の純粋に知能の高い子や
物事に目端が利く子を除いて

国語能力の育成に向け
それぞれの家庭に合うように

身近な大人が日々の生活環境を
整えているか、いないかで

子どもの国語能力に
圧倒的な差が生じてくる
事態を招く可能性が高い

ということになります。

育児の時間でできることは
こまめに“身近な大人”が
子どもに手ほどきしていく。

そのような時代が
いま、確実に
到来しています


http://gakudou.kankendo.com

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