作文と育児の時間が
複雑に入り組む状況。
それは、まさに自分の
子どもが宿題の作文に
じっくりと向き合っている
時間に、立ち会うときです。
子どもが感じている
ところを引き出す
というような役割を
度重なる反省から離れ
いまでは、同じ出来事に
視線を向けるのみにして
子どもの作文時間を
そばで感じています。
難しいところですが
子どものなかで
いまだ文章を前にすすめる
推進力が弱いと
そう感じられるときには
容赦なく、どうして?
どうなったの? どう言ったの?
つぎに、なんて言ったの?
と、出来事の心象に
光を当てる質問を
子どもに重ねていきます。
あくまでも、子どものなかに
出来事の感触が残っている
シーンに、自身も視線を
向けるのみにします。
でも、そこまでです。
子どもが手にしている
出来事の感触が
短いメモ書きになり
ノートの見開きが
メモでびっしり
埋まるころになると
子どものどこに
そんなスイッチが
隠されていたのか?
頭から余熱を発せず
作文を書き始めます。
大人も同様に
物語が降りてくれば
筆が進み、きれぎれの
心象風景が描写として
しっかりとつながってきます。
物語が降りてくるまでの
時間を子どもがひとりで
待つようになるころには
そのときは、自身の発破も
ひとまず、お役御免です。
そろそろ引き際の
準備をしながら
長男の来た道を受けとめ
二男のことばあそびにて
いちから歩みをはじめます
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