Powered By Blogger

2014年4月29日火曜日

国語の学童 国語の健康診断vol.161

作文と育児という
人が言葉を発し
受けとめる行為を

つぶさに観察していくと
「限界」がおぼろげながら
見えてくることがあります。


それは「言葉づかい」の限界です。


人が日常、語る言葉の種類は
思った以上に少ないものです。


人の話を口述する
機会がよくあり
発言をベタ起こしした
原稿を誦読すると


発言者固有の
口ぐせを抜いたら
名詞のみで80%以上なんて
珍しいことではありません。


ここで―
この貧弱な
言葉づかいの状態と
ひとしきり嘆くのではなく

「限界」の存在は
そこまでは操作の
余地があると

楽観的に現実を見つめて

漸進的にたくさんの
「言葉の言いまわし」を
口端に上げて行くことだと
そう思われます。

「言葉」は生き物ですから
身近な環境にあるもので
まずは生息しようとします。

ただ同じ環境で工夫せずに
生きていこうとすれば

その身を寄せる環境は
やがて収穫逓減を迎え
厳しい時代が訪れます。

身近な大人がその
収穫逓減の時代に
どっぷりと浸らないようにと

まずは自らに、しっかりと
言い聞かせています


http://gakudou.kankendo.com

国語の学童 よみかきのもり  公式HP



メールで国語の健康診断をお届けします。
まずは、教室までメールをお送りください

gakudou@kankendo.com

0 件のコメント:

コメントを投稿