作文と育児という
人が言葉を発し
受けとめる行為を
つぶさに観察していくと
「限界」がおぼろげながら
見えてくることがあります。
それは「言葉づかい」の限界です。
人が日常、語る言葉の種類は
思った以上に少ないものです。
人の話を口述する
機会がよくあり
発言をベタ起こしした
原稿を誦読すると
発言者固有の
口ぐせを抜いたら
名詞のみで80%以上なんて
珍しいことではありません。
ここで―
この貧弱な
言葉づかいの状態と
ひとしきり嘆くのではなく
「限界」の存在は
そこまでは操作の
余地があると
楽観的に現実を見つめて
漸進的にたくさんの
「言葉の言いまわし」を
口端に上げて行くことだと
そう思われます。
「言葉」は生き物ですから
身近な環境にあるもので
まずは生息しようとします。
ただ同じ環境で工夫せずに
生きていこうとすれば
その身を寄せる環境は
やがて収穫逓減を迎え
厳しい時代が訪れます。
身近な大人がその
収穫逓減の時代に
どっぷりと浸らないようにと
まずは自らに、しっかりと
言い聞かせています
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